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それでも俺は。

※暴力描写が含まれています、ご注意ください。苦手な方は見られないほうがいいと思います。










左の鼻の奥がジクジク熱い。
右の頬がひりひりする。

かかとでけられた腹がめり込むように疼くのは

物理的なものだけなんだろうか?

・………
……
…ああ、


でも今はそんなことどうでもいい―――――。
陽介暴行

「うっ・・・ううッ…ひっ…え゙うっ」

野太い嗚咽と明るい毛が目の前で跳ねる。

苦痛に歪んだ顔から普段の人懐っこさは完全に消えたのはずいぶん前だ。
形よくきれいだった顔はうっ血して所々皮膚が切れて血がにじんでいるし
腫れあがってるから特捜隊のみんなはこれが「陽介」だったのか一瞬悩むんじゃないだろうか。

それに俺には想像できない痛みに歯を食いしばるたび
鼻水の混じった濃赤色の鼻血があふれて純粋に「汚い」
流石に萎えるんで拭ってやろうかと思ったが、まだ止まりそうもないし
抵抗するたびに殴打したからまあしょうがないなと諦めた、

そんなことよりこのぬめった穴の感覚のほうが今の俺には大事だ。
「てぇっ…く、しょ…ぅう、ちくしょ…う!うあ゙ぁ――…ぎぅっ!」

大声を出そうとしたのでまた1発。

見下ろした状態で殴りつけるとごずっ、と鈍いとがした。
人の顔は意外と硬くて殴るほうの手も保護がなければ痛いんだ…と、今日学んだ。

学習料は右手。
親指が赤黒くパンパンに張って感覚がないからもしかしたら折れてるかも知れない。

「…まだ叫ぶなら口塞ごうか?」
殴られて脳震盪でも起こしたのかうつろな目をして揺さぶられていた陽介がはっとして俺を見上げる。
幾度目かわからない涙の粒が目の端に溜まっていく。

鼻の詰まった状態で今口を塞がれたら・・・

朦朧としてても何とかその考えに行き着いたらしい。
みるみるおびえた表情になるとそれでも視線ははずさず無言で首を振る陽介に
中に入っている俺の質量が増した。

感覚が伝わったのか
ヒッ、としゃくりあげて陽介はまた歯を食いしばる。
耐えて下肢筋肉が強張ればそれだけ俺を締め付けて気持ちよくしてくれる
陽介が差し入れてくれたのアイスはすっかり溶けて
後門で血とまざって、ぐちゅぐちゅ、とバニラと鉄と生のにおいを部屋に撒き散らしている。
ああ、これ全部陽介だ

そう思ったら蹴られた腹の奥が疼いた
…この時間が終わらなければいいのに。

だが菜々子がプールから帰ってくるまでそう時間もない。

名残惜しいけど、
すべてを忘れるために陽介の内臓にペニスを何度も打ち付けると苦しそうに陽介がもがく
「やっ、だっ、うっ、ひぅ…ううっ、んぐぅぅぅ…――っ!!!」
不意に苦痛を感じているはずの陽介のペニスがどろどろと精液を吐き出した。
その途端今までと明らかに違う内壁の動きに俺は上ってきた精液を容赦なく
陽介の直腸にぶちまけた。

とまらなかったのも
おびえた瞳も
打ち砕いた信頼も
全部この暑さのせいだなきっと…

思いのほか長かった吐精感と暑さにやられた頭で馬鹿みたいな責任転嫁をしていると
横たわったままのポッカリ開いてしまった穴からマーブル模様の精液を伝わらせながら
陽介がついに嗚咽交じりに泣き出した。

しゃくりあげる声を遠くに感じながら少しずつさめていく頭の中に
それでも後悔という意味は浮かばなかった。

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